にんにく卵黄

卵黄

卵黄は卵子(卵細胞)内の貯蔵栄養分で、卵細胞中に油滴のような形で存在する。鶏卵において黄色に見えるのは、卵細胞内に溜まってしまった胚発生の栄養素(組み合わせが悪いとせっかく食べても吸収できなかったりするんだとか)となるものが非常に大量であることによる。卵黄の上面には円形に透明に近い部分が見られるが、ここは卵細胞の細胞質が集中した部分であり、鳥類の卵割はほとんどこの部分に限定して進む(盤割)。発生が進むと、黄身の上に胚が乗ったような状態になり、黄身表面には血管が広がって、胚発生に必要な栄養素(不足していると、体調不良が起こってしまいますし、食欲が畭常に湧いてくるなんてことも)を胚へ送る。

 

それ以外の動物では、卵黄内の栄養素(組み合わせが悪いとせっかく食べても吸収できなかったりするんだとか)と細胞質の配置によっては等割、不等割、表割など卵割の見かけが異なる。