ニンニクが体にいいと言う事
大蒜が身体に良いという事は、みなさん御存知の事でしょうね。でも、なんでにんにくが体によいのかと質問されると、ちゃんと答えられる方は少ないのではないでしょうか。それでは、なぜにんにくが体にいいはずです。まず、ニンニクに含まれるビタミンＢ１（チアミンとも呼ねれていますが、こちらの方が一般的な名称でしょう）は、疲労回復に役立つビタミン（水溶性ビタミン、脂溶性ビタミン、ビタミン様物質の三種類に大別されています）類といわれているんですが、水溶性のために体の中に長い間留めておく事がむつかしいビタミン（不足するとビタミン欠乏症を起こしてしまいますが、一度にたくさん摂取すれねいいというものでもありません）です。けれど、にんにくの臭いの元でもある「アリシン（硫化アリルの一種で、熱に弱いといわれています）」がビタミンＢ１（日本では、１９１０年に農芸化学者の鈴木梅太郎氏が発見したそうです）と結合することで、「アリチアミン」と言った物質に変化し、脂溶性になりますよね。すると、体内での長期蓄積が可能となり、体が疲労するとその物質を取り出して利用出来るようになるのです。この事が、にんにくをたべると疲れにくくなるといわれるようなことに繋がるといわれているのです。アリシン（体を温める、疲労を回復する、神経を落ち着かせるなどの働きがあるとされているのです）には他にも、強い抗菌作用や免疫力増強作用もありますので、病気（先天的なものも少なくないでしょう）に負けない体作りや動脈硬化（健康診断を受けることで早期発見が可能となります）予防にも役立つでしょう。また、ニンニクには「スコルジニン」と言う成分も含まれていますよねが、これは細胞の働きを活発にしたり、血流を改善したりするだと言えるでしょう。つまり、新陳代謝（古い細胞と新しい細胞が入れ替わることなどをいいます）を盛んにして、体を元気にしてくれる働きがあります。アリシン（硫化アリルの一種で、熱に弱いといわれています）とスコルジニン、この二つの成分を含んでいることにより大蒜が体に良いとされているになります。毎日にんにくを少量ずつたべる事により、疲労回復は当り前として、滋養強壮（滋養は体の栄養になる物を指し、強壮は体が丈夫で気力が充実していることを指します）や食欲増進、血圧（ストレスを感じていると上昇し、リラックス時にはやや下がるそうです）降下、更には、コレステロール値（過?に気にする必要はありませんが、生活習慣病を予防する目安にはなるでしょう）の低下まで効果が期待できます。