にんにく卵黄

飲むときの臭いがほとんどなく

にんにくは、たべるとスタミナがつくとか、疲労回復に効くなどと言われ、健康に良い食品だと言えるのです。しかし、にんにくには独特の臭いがあるんでしょう。ニンニクのニオイは、食欲が増進するという人もいますが、口のにおいや体のにおいが気になるものでもあります。ニンニクの臭いの原因として、アリシン(硫化アリルの一種で、熱に弱いといわれています)と言う成分です。ニンニクの細胞には、アリインと言う無臭の化合物と、アリナーゼといった酵素(不足しがちな酵素を補うために、万田酵素や大高酵素、玄米酵素などが売られています)がそれぞれ別の細胞に含まれています。大蒜を切ると、これらの細胞が壊れて、外に出たアリナーゼとアリインは互いに接触。すると、アリナーゼの作用で、アリインはアリシン(ニンニク由来の成分で、抗菌作用や抗カビ作用などがあります)に変わって、独特の臭いを発するという訳。アリシン(不安定な化合物なので、放っておくと徐々に失われていくでしょう)は、ビタミンB1(日本では、1910年に農芸化学者の鈴木梅太郎氏が発見したそうです)の効果を高めてくれる働きがありますが、大蒜特有の性質をあらわす成分でもあるでしょう。では、大蒜卵黄はにおうのでしょうか?にんにく卵黄は?あるメーカー(時々、どうしてこんな製品がと思うようなものが売られていることもあります)から、それぞれの商品が販売されています。各社とも、臭いには相当の研究を重ねたようで、多?ある商品には気になるような臭いがないのです。ただ、商品によってほんのささいな違いがあって、まったく無臭のものもあれば、多少におうと言うものもあるものです。しかし、ほとんどの商品は、大蒜独特の臭いがしないよう工夫されているのです。特に、カプセルタイプの物は飲むときの臭いがほとんどなく、飲んだ後の戻り臭いもません。これなら、大蒜の臭いが苦手という方でも大丈夫と言えますよね・